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良い声の出し方、気持ちよく歌うコツを考えていきます。

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episode11

一つの場所で歌うことに慣れるのは、あまりいいことではありません。

何のためにボイトレするのか…もちろん気持ちよく歌えるようにという願いが第一にあるわけですが、目標の中にライブやレコーディングがあるとしたら、様々な場所で歌うことを日頃から想定しておかなければなりません。

ライブハウス、ホール、スタジオ、屋外…その場所その場所で音の響き方は異なります。また、マイクを使いスピーカーでモニターする場合はそのセッティングにも聴こえ方が左右されます。

一つのレッスンスクールの一つの部屋で声を出すことに慣れ過ぎてしまって、他の場所で歌う(=本番)時に音を聴く時の感覚が鈍ってしまい、上手く声が出せなかった…という話を多く聞きます。

それはオーディションの会場かもしれませんし、ライブハウスの本番かもしれません。

このように、ボーカリストは様々な状況でベストの声を出すことが求められるのですから、それに対応できるようになりたいですね。

具体的には、歌う場所を常にいくつか用意しておくことです。

定期的に複数のライブハウスに出演するというのもいいでしょうし、練習場所を毎回変えてみるのもいいでしょう。

ボーカルは他の楽器と違って体から発音するので、ある意味デリケートな楽器です。

歌う場所に合わせて気持ち良く声が出せる感覚を持てるようになって下さい。


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episode10

歌は息を吸う、吐くといった動作が普段よりも激しくなります。

1曲歌い終わった後は息が荒くなり、心拍数が増えていくのを実感すると思います。

これは、1つのフレーズを大きな声で歌いきるからです。息継ぎと息継ぎの間が長ければ長い程、強い呼吸が必要になります。

当然、肺活量の少ない人は長いフレーズを楽に歌うことが難しくなります。

同時に、歌の細かな表現をするだけの余裕もなくなるわけです。

プロの歌手にもなると、2時間のステージで20曲近く歌うという状況があります。力強い歌で観衆を引っ張っていくには、呼吸の強さ、テクニックを身につける必要があるのです。

では、どう訓練していけばいいのか?

簡単に言えば、限界まで吸う、吐くというトレーニングを繰り返すことが有効です。

ボイストレーニングはスポーツと同じで筋肉を鍛え、体をコントロールする練習です。体は使えば使うほど発達します

しかし、普段の生活では限界まで吸う、吐くということはやりません。だから、呼吸トレーニングが必要なのです。

正しいフォームを覚え、それを反復練習するということはとても大事なのです。

その第一歩として覚えるべきものが、腹式呼吸です。

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episode9

いい歌、上手い歌、素晴らしい歌…ボーカリストを賞賛する時にいろいろな評し方をすると思います。

ところで、そのような歌は、どうしてそうなのでしょう???

謎掛けをするつもりではありませんが、何が良くて何が良くないのか、これは歌を聴くリスナー各人が決めることで、定義はないのです。

ある人にとって素晴らしい歌でも、別の人が聴けば雑音にしかならないことだってあるのです。

そして、その趣味嗜好は時代によっても変化します。

ファッションのジャンルを考えてみましょう。今年の流行、この秋の流行、といった具合で「おしゃれ」とされる洋服の種類は数ヶ月単位で変化していきます。

記憶に新しいところでは厚底サンダル、ルーズソックスなどは今や「遅れている」といってもいでしょう。

ちょっと前は人気があったとしても、それが長続きしない世界があります。

音楽や歌い方も同じです。昔の音楽や歌唱スタイルを聴くと「古い」と感じますし、経験したことのない音楽を聴くと「斬新だ」となります。

ここで言いたいのは、今流行っている音楽や歌唱スタイルを良いものと決めつけるのはボーカリストの可能性を狭くする、ということです。

残念なのは、ボイトレ指導の現場の多くでもこのような問題と向かい合う場面が少ないことです。

あなたにはあなただけのスタイルが作れるはずです。発声練習の段階から、このような気持ちを持っていたいものです。

ボーカリストとして成長したいのであれば、手の届くところにある音楽だけでなく、数十年前に発表された楽曲や様々な国のアーティストの楽曲にも触れてみてほしいと思います。

感動できる音楽は、身近にある音楽だけでなく、いろいろなところにアンテナを張っていればきっとたくさん発見できます。

もちろん、今のリスナーに訴えかけるにはどんな歌を歌えば…?という意欲も大事ですね。

小難しく言ってしまえば、「伝統を重んじながらも先進を目指す」ということです。

あなたが思う「素晴らしい歌」と、リスナーが思うそれが一致したとしたら、それこそ素晴らしい出来事だと思います。

いい歌、上手い歌、素晴らしい歌…答えはありません。

それを探す作業がボイトレとも言えます。

流行という言葉と、上手く付き合っていきたいものです。

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episode8

ご存知かと思いますが、自分が聴く自分の声と、他人が聴く自分の声は、音質が違います。

自分の声が録音されたテープやビデオを聴いてみると、いつもの自分とは別人のような話し声や歌い声が聴こえてくると思います。

これは、自分のリアルタイムな発声は喉から生まれた後に体のいろんな場所で響いてから耳に届くのに対し、他人がそれを聴く時はその音が空気を伝わった上でその人の体に届き耳に入るという、「音の伝わり方の違い」があるからです。

録音をした後でスピーカーから出て来る声が、リスナーが聴くあなたの本当の声です。まず、この声に慣れておく必要があります。

自分が聴く自分の声で上手く歌えたように感じても、録音して聴いてみると期待通りの声になっていないことが多いのです。

プロ歌手は、この「自分が聴く自分の声」と「他人が聴く自分の声」の両方を熟知しており、レコーディングとライブで自分の声を上手くコントロールしています。アナウンサーや役者さんも同様です。

有効な練習法の一つは、歌を録音して聴くことです。そこで聴こえる自分の声について考え、どう歌っていけばいいかをアレンジしていくのです。

もちろん第3者(プロトレーナー)による細かな発声チェック、歌唱指導を受けることも有効な手段ですが、大事なのは自らが考え実践する姿勢です。

自分の歌を録音して研究するのも、ボイストレーニングの一つです。

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episode7

歌を練習している人の多くが気にしていない、しかしとても大事なことがあります。

それは、それぞれのボーカリストが持つ「ノリ」や「リズム感」です。

「リズム良く歌う」ということを考えた時、ほとんどのボーカリストはテンポにピッタリ合った「ジャストのタイミング」を目指します。

これは、悪いことではなく有効な練習法です。しかし、上手い歌、人の心を惹き付ける歌を歌おうと思った時、この考え方はある意味で、間違いになります。

ドラム、ベース、ピアノ、ギター…そしてボーカル…生身の人間が演奏するからにはコンピューターのように正確なタイム感覚で演奏することはできません。

必ず、誤差が生じます。

この「誤差」をどう使いこなすかで、ノリのよいボーカルにできるかどうかがかかってきます。

あなたが持っているCDの、いろいろなアーティストの歌を聴いてみましょう。注意深く聴いてみると、少し急いで歌っている箇所やゆっくりと遅く歌っている箇所を発見できると思います。

歌手によっては、常にルーズなノリで歌っている人もいると思います。

上手いボーカリストになればなるほど、この「ズレ」を巧みにコントロールして歌を作りあげています。

基本的なテンポ、タイム感覚からどうリズム感をアレンジしていくのかがそのボーカリストの技量、色になっていくのです。



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