episode8
ご存知かと思いますが、自分が聴く自分の声と、他人が聴く自分の声は、音質が違います。
自分の声が録音されたテープやビデオを聴いてみると、いつもの自分とは別人のような話し声や歌い声が聴こえてくると思います。
これは、自分のリアルタイムな発声は喉から生まれた後に体のいろんな場所で響いてから耳に届くのに対し、他人がそれを聴く時はその音が空気を伝わった上でその人の体に届き耳に入るという、「音の伝わり方の違い」があるからです。
録音をした後でスピーカーから出て来る声が、リスナーが聴くあなたの本当の声です。まず、この声に慣れておく必要があります。
自分が聴く自分の声で上手く歌えたように感じても、録音して聴いてみると期待通りの声になっていないことが多いのです。
プロ歌手は、この「自分が聴く自分の声」と「他人が聴く自分の声」の両方を熟知しており、レコーディングとライブで自分の声を上手くコントロールしています。アナウンサーや役者さんも同様です。
有効な練習法の一つは、歌を録音して聴くことです。そこで聴こえる自分の声について考え、どう歌っていけばいいかをアレンジしていくのです。
もちろん第3者(プロトレーナー)による細かな発声チェック、歌唱指導を受けることも有効な手段ですが、大事なのは自らが考え実践する姿勢です。
自分の歌を録音して研究するのも、ボイストレーニングの一つです。
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