episode7
歌を練習している人の多くが気にしていない、しかしとても大事なことがあります。
それは、それぞれのボーカリストが持つ「ノリ」や「リズム感」です。
「リズム良く歌う」ということを考えた時、ほとんどのボーカリストはテンポにピッタリ合った「ジャストのタイミング」を目指します。
これは、悪いことではなく有効な練習法です。しかし、上手い歌、人の心を惹き付ける歌を歌おうと思った時、この考え方はある意味で、間違いになります。
ドラム、ベース、ピアノ、ギター…そしてボーカル…生身の人間が演奏するからにはコンピューターのように正確なタイム感覚で演奏することはできません。
必ず、誤差が生じます。
この「誤差」をどう使いこなすかで、ノリのよいボーカルにできるかどうかがかかってきます。
あなたが持っているCDの、いろいろなアーティストの歌を聴いてみましょう。注意深く聴いてみると、少し急いで歌っている箇所やゆっくりと遅く歌っている箇所を発見できると思います。
歌手によっては、常にルーズなノリで歌っている人もいると思います。
上手いボーカリストになればなるほど、この「ズレ」を巧みにコントロールして歌を作りあげています。
基本的なテンポ、タイム感覚からどうリズム感をアレンジしていくのかがそのボーカリストの技量、色になっていくのです。
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