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良い声の出し方、気持ちよく歌うコツを考えていきます。

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episode35

音楽をクオリティ高く演奏するには、どんな担当パートでもリズム良く演奏することが求められます。

バンドもしくはカラオケの伴奏に合わせて歌う以上は、他人のリズムに自分のボーカルを合わせなければなりません。

日々のボイストレーニングでは、この「リズム感」「ノリ」「グルーヴ」 といったことも視野に入れて取り組んでいきたいところです。

伴奏に合わせて歌う時、発展途上のボーカリストは、曲のある部分だけ急いで歌ってしまうことが、非常に多いです。

その部分とは、高音域の続くメロディーのことです。

喋っている時の音域は筋肉もリラックスした状態で発声できるので、コントロールが容易です。

というか、だからこそ私たちは喋る時の音域をそこに設定しているわけです。

大声を出す時の音域はそれよりも高くなり、お腹と喉の筋肉に力が入り、硬くなります。

歌では、この2種類を短い時間で頻繁に入れ替えて発声することで感情表現します。

ポイントを述べます。

ボーカルのリズム感は、ギターやピアノのそれとは異なります。何故かというと、出したい音域によって体の筋肉の使い方が異なるからです。

想像してみましょう。ピアノは左端と右端の鍵盤を触るのに、力の入れ方はさほど変わりません。

しかし、ボーカルは変えなければ音を上下させることができません。

ボーカルは、音程を上下させるために、またボリュームを変化させるために筋肉を伸縮させます。

この時、力の入れ加減のコツがつかめずに高音域では焦ってフライング気味の発声になってしまいがちになるのです。

ボーカリストは、「聴いて感じるリズム感」とは別に、音域別の「発声に必要なリズム感」を身につけなければなりません。

大きく言ってしまえば、歌は「時間の芸術」です。タイム感、リズム感を肉体化することが、歌上達における必須項目だと言えます。

音の間隔を感じる基本的なリズム感を身につけた上で、それを実際の発声に活かして下さい。


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