episode10
歌は息を吸う、吐くといった動作が普段よりも激しくなります。
1曲歌い終わった後は息が荒くなり、心拍数が増えていくのを実感すると思います。
これは、1つのフレーズを大きな声で歌いきるからです。息継ぎと息継ぎの間が長ければ長い程、強い呼吸が必要になります。
当然、肺活量の少ない人は長いフレーズを楽に歌うことが難しくなります。
同時に、歌の細かな表現をするだけの余裕もなくなるわけです。
プロの歌手にもなると、2時間のステージで20曲近く歌うという状況があります。力強い歌で観衆を引っ張っていくには、呼吸の強さ、テクニックを身につける必要があるのです。
では、どう訓練していけばいいのか?
簡単に言えば、限界まで吸う、吐くというトレーニングを繰り返すことが有効です。
ボイストレーニングはスポーツと同じで筋肉を鍛え、体をコントロールする練習です。体は使えば使うほど発達します。
しかし、普段の生活では限界まで吸う、吐くということはやりません。だから、呼吸トレーニングが必要なのです。
正しいフォームを覚え、それを反復練習するということはとても大事なのです。
その第一歩として覚えるべきものが、腹式呼吸です。
関連キーワード:ボイストレーニング 発声練習 ボイトレ ボーカルレッスン 音楽学校 J-POP オーディション 歌手デビュー CDデビュー 腹式呼吸 歌 レッスン ボーカル メンバー募集
通信ボイトレ:プロトレーナーがあなたの発声をアドバイス
PR