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良い声の出し方、気持ちよく歌うコツを考えていきます。

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episode21

テレビでよく見かけると思いますが、歌手やタレントさんのものまねをするプロの人達がいます。

それが歌い方のモノマネだった場合、大抵はものまねタレントさんの歌は、もの凄く上手いです。

ものまねという部分を差し引いても、とても魅力的な歌唱で私たちを楽しませてくれる彼等の技術は、まさしく一流です。

これは、ある意味当然のことと言えます。

ものまねの対象となっているのは、総じて実力を持った人気歌手です。その発声と歌いまわしを研究し、そっくりな歌を作り上げてパフォーマンスするのですから、その修行段階で自然と上手くなっていくのは想像に難くありません。

もちろん、ものまねタレントさんが持っているボーカリストとしての素晴らしい素質があればこその話ですが、彼等がやっているのはただのボイトレではないのです。ここに注目してみたいと思います。

ものまねをするということは、自分が持っていないトーンや歌唱のクセ、かっこよさを他人から拝借するということです。つまり、自分にない物を手に入れるための、れっきとした練習なのです。

自分でゼロから考えて練習することも時には必要ですが、手っ取り早いのは、お手本を決めてじっくりとその声を研究し、同じことができるように実践することです。

それを経て、「自分ならこう歌ってみたいな」というオリジナリティに繋げていくのです。

しかし、全くのコピーではなく、上達のヒントを得るための練習法として活用する姿勢を持っていただきたいと思います。

「創造は模倣から」

これは、ボイストレーニングにもあてはまる考え方かもしれません。


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episode20

声は、喉から生まれた後に体のいろいろな場所で響いてから体外に出され、他人の耳に届きます。

このとき、体の形を変えることで、声の響きを変えることができます。歌う時は、この動作をすることで声質をコントロールします。

体は歌を演奏する“楽器”です。つまり、音を生む、響かせる“モノ”であるというイメージを持ってみましょう。

同じ音でも、それが鳴る場所によって響き方は大きく異なります。

例を挙げます。あなたが「オーイ!!」と大声を掛けたとしましょう。そこが小さい部屋なのか、大きい部屋なのか、屋外なのかで響き方や聴こえ方がかわってくると思います。

学校の体育館、グラウンド、お風呂の中、トンネルの中、エレベーターの中、山の頂上…etc. 想像してみましょう。それぞれに音響の特徴があります。

また、部屋の大きさだけでなく壁の材質や形によっても音は変わります。

レコーディングスタジオの壁は、音の反射を抑える吸音が施してあります。スピーカーから出る音に変化を与えないための処置です。

話を戻すと、ボーカリストの体も音を鳴らす“場所”です。知識として、これを覚えておきたいところです。

出したい声を出すにはどうすればいいのかを研究するとしたら、顔の表情や口の開き具合、口の中の形、顎や首の筋肉の力の入れ方、喉の形など、発声に関わる様々なパーツを、今どう動かしているかを知ることが大事です。

音の鳴る場所の体積や硬さ、形を変えることで、声に表情の変化を付けることができるのです。

体の形と出したい声は人それぞれですから、それぞれの発声を見つける必要があります。

こうすればこの声が出る、というデータ収集を日頃からしておけば、いざその声が出したい場面がきた時に思い出せるというわけです。

具体的な研究法としては、いろいろな声の出し方を試しながら録音してみたり、指の先で頭や鼻の骨、お腹など、体の各所に触れながら発声し、響き方を探ってみるなどがあります。

自分という楽器がどの部分でどう鳴っているのか、チェックしてみてはどうでしょうか。


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episode19

インターネット上で「腹式呼吸」あるいは「発声法」といった語句を検索してみると、実にいろいろな方法を発見できると思います。

効果的な呼吸のやり方、器具を使った発声法、すぐに上手くなる歌唱テクニックの公開…

いずれも興味深い情報であると同時に、このような記述が多くあればあるほど、「決定的なものがない」という事実を示しているのではないでしょうか。

似たようなもので、「歯磨き粉」「育毛剤」「ダイエット法」「禁煙法」「英会話習得法」などが挙げられます。決め手がない分野だからこそ、次から次へと新しい解決法が生み出されます。

結果から言ってしまうと、万人に有効な発声練習法は存在しません。

ボーカリストそれぞれに、それぞれの魅力があります。

そして、それぞれにそれぞれの弱点、課題、身体的特徴があります。

その一つ一つを分析して、「今、何を練習すべきか」を判断していくのがボイトレの極意とも言えます。

「これをやれば驚異的に声が良くなる」ものがあれば、間違いなく取り組んでみたいはずですが、先に述べたように、「今、何を練習すべきか」は各人それぞれ異なるのです。

ここまで考えると、「これが最高の…」ということが有り得なくなります。ある人にとっては意味のない練習かもしれないのです。

もっと言えば、良い声、素晴らしい歌の定義が人によって異なります。ボイトレの到達点も、十人十色です。

このような観点から、このブログでは発声にまつわるあれこれを浅く広く紹介しながら、読者が情報を上手く取捨選択して活用されることを願いつつ、運営しています。

また、これは矛盾するようですが、日本国内で販売されているボイトレ教則本や首都圏の各ボーカルレッスンスクールで教えられているメソッド、ネット上で散見される日本語での発声練習解説等、私たちの手の届くところにある情報は、事実として、良質なものが多いです。

つまり、やり方はいろいろあるけれども、どれを取り組んだとしてもあなたにとって大きな失敗にはならないだろう、という予想も、ここで述べておきます。

これらを、あなたの中で上手く消化してほしいと思います。

しかしそれよりも、練習を継続することの方が、「どうやるか」よりも大事なのかもしれません。

ボイトレに取り組む人にとって最大の問題は、三日坊主になってしまうことです。これも事実です。

そうならないためには、あなたにとって長続きする練習法を探すということが重要です。

これまでにも触れてきたように、ボーカルは体が楽器です。毎日同じ体調ではありませんし、気分もその時々で変化していきます。

そんな中でどんな状況においても発声のコンディションを整えてくれる、あるいはメンタル面でも気持ちよくさせてくれる練習メニューが欲しいところです。

練習法は、あなただけのやり方を開発しなければなりません

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episode18

「歌って踊れるボーカリストになりたい

そう願って練習している方は多いと思います。

歌とダンスは密接な関係があります。歌は耳で聞いて楽しむものですが、曲の世界に合わせて振りを付ける(踊る)ことで、音楽をより楽しむことができます。

百聞は一見にしかず、ではありませんが、視覚的効果というのは私たちの想像以上にあるのです。

しかし、歌うことのみに専念しているボーカリストにとっても、リズムに合わせて体を動かし歌うということは非常に大事です。

声は息を吐くことで出せるのですが、そのタイミングを計るためには体のいろいろな部分でテンポやリズムを感じることが大切なのです。

頭、首、肩、腰、膝などをリズムに合わせて動かすことで、正確なタイミングでの発音が容易になります。

特に、私たちが好きなポップスの分野では2・4拍のアフタービートを体のアクセントとして感じると、その音楽のノリをつかみやすくなるでしょう。

ベテラン歌手にもなると、棒立ちで歌うことの方が難しいといいます。体全体で歌を表現しているのですね。

踊りは苦手だ、という人でも、「踊るような気持ちで」パフォーマンスしてみてはどうでしょう?


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episode17

近い将来CDデビューをしたいという人に向けた情報です。

プロ歌手のレコーディングがどのように行なわれているかご存知でしょうか。

レコーディングスタジオで何やら難しそうな、、ことをやっていそうですね。

たまに、テレビでアーティストが録音している風景を紹介しているのを観たこともあると思います。

レコーディングでOKテイクになる歌はどのようなものなのか?

これは、意外とシンプルな基準です。

まっすぐ、綺麗で、大きな声。

そのような声が伸び伸びと出ていれば、それはいいレコーディングなのではないでしょうか。

もちろんテクニック的なことも大事です。しかしそれ以上に大事なのは、そのボーカリストが持つ素材の良さそのものなのです。

プロ歌手の生歌を近くで見る機会がもしあったとしたら、多くの場合、音程・リズム云々といったことよりも声の大きさ、迫力、綺麗さに圧倒されるはずです。

それは、録音されたCDでも際立って輝いて聴こえる声なのです。

もう一度言いますが、テクニックも、もちろん大事です。

ボイトレでは、とにかく「素材」を磨くことに重点を置いてほしいと思います。その磨かれた素材を使って、テクニックを出していくのです。


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