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良い声の出し方、気持ちよく歌うコツを考えていきます。

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episode36

1コーラス通して歌った時、苦手な部分になると音程が崩れてメロディーがしっかりと歌えない人がいます。

これは、基本の音感に関わる問題かもしれません。音自体を記憶していなければ、当然音をとるのが難しくなります。

多くの場合、覚えるべきは一かたまりになっているフレーズの、一つ一つの音の動きです。

当たり前のことではありますが、歌のメロディーというのは100曲あれば100曲とも違う内容です。

しかし、3〜5音単位で分析してみると、「この曲のここは、あの曲のあそこと同じ」ということは非常に多いのです。

つまり、それら自体はパターンらしきものがあるので、一度しっかり歌えるように訓練しておけば、他の曲の同じような場面でも綺麗に歌えるはずなのです。

苦手なメロディーがあるとすれば、そのパターンが不慣れなのかもしれません。音の動きが予想しずらいのです。

対策ですが、たくさんの曲(メロディー)を覚えて、歌えるようになることがその一つです。

音楽を聴くのは好きでもレパートリーは少ない、というボーカリストは意外に多いです。

たくさんのパターンを覚えておけば、いろいろな楽曲に対応できるようになるのです。

また、メロディーを記憶な中に貯蔵しておけば、作曲能力を身につけることもできます。

いろいろな音の動きに、体が付いていけるようになりたいですね。


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episode35

音楽をクオリティ高く演奏するには、どんな担当パートでもリズム良く演奏することが求められます。

バンドもしくはカラオケの伴奏に合わせて歌う以上は、他人のリズムに自分のボーカルを合わせなければなりません。

日々のボイストレーニングでは、この「リズム感」「ノリ」「グルーヴ」 といったことも視野に入れて取り組んでいきたいところです。

伴奏に合わせて歌う時、発展途上のボーカリストは、曲のある部分だけ急いで歌ってしまうことが、非常に多いです。

その部分とは、高音域の続くメロディーのことです。

喋っている時の音域は筋肉もリラックスした状態で発声できるので、コントロールが容易です。

というか、だからこそ私たちは喋る時の音域をそこに設定しているわけです。

大声を出す時の音域はそれよりも高くなり、お腹と喉の筋肉に力が入り、硬くなります。

歌では、この2種類を短い時間で頻繁に入れ替えて発声することで感情表現します。

ポイントを述べます。

ボーカルのリズム感は、ギターやピアノのそれとは異なります。何故かというと、出したい音域によって体の筋肉の使い方が異なるからです。

想像してみましょう。ピアノは左端と右端の鍵盤を触るのに、力の入れ方はさほど変わりません。

しかし、ボーカルは変えなければ音を上下させることができません。

ボーカルは、音程を上下させるために、またボリュームを変化させるために筋肉を伸縮させます。

この時、力の入れ加減のコツがつかめずに高音域では焦ってフライング気味の発声になってしまいがちになるのです。

ボーカリストは、「聴いて感じるリズム感」とは別に、音域別の「発声に必要なリズム感」を身につけなければなりません。

大きく言ってしまえば、歌は「時間の芸術」です。タイム感、リズム感を肉体化することが、歌上達における必須項目だと言えます。

音の間隔を感じる基本的なリズム感を身につけた上で、それを実際の発声に活かして下さい。


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episode34

電子ピアノやギターアンプ、オーディオ機器などには音色を変化させるトーンコントロールの機能が付いていると思います。

同じ演奏内容でも、低い(高い)周波数を強調して音の明るさを調節できるという、アレですね。

これはEQ(イコライザー)と呼ばれ、特定の周波数帯域を足し引きすることで聴こえ方に変化を持たせる役割があります。

そして、人間もこのイコライザー機能を持っています。

体の形を変えることで、低い成分がしっかり鳴る発声をしたり、頭によく響くカン高い発声をすることができます。

観念的な解説では「お腹によく響くように音を集めて」「頭から抜けていくように」というような指導風景がよく見られます。

ボイストレーニングに通っている人の中には、そのようなアドバイスを先生から受けたことのある人もいるのではないでしょうか。

実際は、口の開き方、舌の位置、顔の表情、それら周辺の筋肉の力の入れ方(=硬さ)などで声が変化していきます。

つまり、楽器の形を変えることで音を変えるのです。

声は音です。空気の振動が耳に届くものです。

その振動を操る、という意識が持てればボーカリストとしての体作りを能率的に進めていくことができます。

しかし、体の形は人それぞれですから、「こうやればこのトーンになる」という方法はその人だけに通用する、その人だけのものになります。

あなたのイコライザーのスイッチはどこにあるのか、探してみましょう。

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episode33

歌の表現でよく使われるのが、音ごとにボリュームを付けて歌う強弱のテクニックです。

初級のボーカリストは、このボリュームを細かくコントロールするのが苦手なようです。

フレーズ丸ごとを小さく、あるいは大きく歌いきってしまうのです。

表現豊かだと言われるボーカルは、文字ごとのボリュームの変化が細かいです。

小さい声の後に大きく、大きい声の後に小さく歌う呼吸が身に付いているのです。

このような強弱のテクニックを身につけるためには、何より基礎の発声を充実させることです。

また、何故その音を大きく(小さく)歌う必要があるのかも考えましょう。

これは、歌詞や曲の世界を表現するためです。

やみくもに“感情を豊かに”とただ念じたとしても、その感情はどこからも湧き出てこないのです。

また、強弱を細かに付けたボーカルが歌えたとしても、そこに理由がなければ人の心を動かす歌を育てることは難しいでしょう。

「歌はテクニックはない 心で歌うもの」

これは、あながち嘘ではありません。

“心”が生まれた時に、強弱を付けるテクニックが活きてくるのです。


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episode32

歌が上手くなりたい、いい声が出せるようになりたい、歌唱力をアップしたい…。

練習する理由は人それぞれですね。

同時に、「何を以てボイトレが成功すると言えるか」についても考えてみましょう。

これは、他の誰かが決めることではなく、あなた自身が決めることなのです。

これが試験や競争の世界であれば、何点をとれば、あるいは何人に勝てば、という確かな尺度があります。

しかし、音楽は数値で計ったり人と競い合うものではありません。ここが大事です。

もちろん、プロ歌手の世界では数字や他人の評価を結果とするのですが、こうしたビジネスが成り立つのも、歌う人、聴く人に感動があるからです。

この感動を提供した、受け取った結果として数字や批評が存在するのです。

何を言いたいのかというと、あなたの持って生まれた身体能力や考え方はあなただけのもので、何を練習するべきか、どこが到達点なのかということもあなただけの世界なのです。

その答えは、あなたが気づき、あなたが決めて、あなたが追求するのです。指導を受けるのは、それを探しに行くためのものと言っていいでしょう。

一つの到達点に行くためのやり方は限られますが、音楽の到達点はきっと一つではなく、一つの場所に全員が目指すものではないはずです。

練習する本人がボイトレをクリエイティブに作り上げていくことができたとしたら、それは素晴らしい意味を持ちます。

グループレッスンのボイトレや特定の練習法(メソッド)に取り組むボーカリストは、その特徴から「個を持つ」精神を持ちにくい傾向があるように思えます。

「何を以てボイトレが成功すると言えるか」

意識してみましょう。


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